断食の効果一覧

断食は精神的にとっても良い効果をもたらす

 

断食が自律神経に働きかけて精神を安定させる


断食の効果の一つに、精神を安定させることが挙げられます。精神の安定に大きく関わっているのが、自律神経です。断食によって精神が安定するのは、乱れがちな現代人の自律神経の働きが、断食によって安定するためなのです。 

自律神経は、よくストレスなどの影響を受けて乱れるといわれます。では、普段はどのような働きをしているのでしょうか。 
自律神経は、身体の循環・呼吸・消化・発汗・温度調節・内分泌機能・生殖機能・代謝などの機能をつかさどっています。更にもう一つ、内分泌系と協調をとりながら、身体のバランスを保つ働きをしているのです。つまり自律神経は、生命維持に不可欠な身体機能に加えて、精神や心が一体となってバランスを取っているということなのです。 

その証拠に、急に怒り出した時や人前で話をする場合には血圧が上昇し、脈拍も速く身体が熱くなってしまいます。身体が直接ダメージを受けたわけではないのに、心理的なストレスが自律神経を介してすぐに身体に反映してくるのです。

ストレスのほかにも、不規則な生活などで引き起こされる自律神経失調症は、放っておくと不眠や腰痛・肩こり・食欲不振・耳鳴りなどを招きます。そんな時、断食によって自律神経を正常に近づけることができれば、精神を安定させて健康な心身を取り戻すことができるのです。


断食が内分泌を促して精神を安定させる

 

内分泌系の働きは、自律神経と連動して行われます。ですから自律神経と同様に、心の安定に深く関わっています。 
内分泌系は自律神経とともに、交感神経や副交感神経の活動をつかさどっています。ですから精神を落ちつけたり、緊張によって前向きに挑戦したりすることができるのも、この働きによるのです。 

他にも主な機能として、血液中にホルモンという化学物質を分泌することで、他の器官に直接影響を与えるということがあります。その働きは、内臓や成長・発達の他、生殖器官にも関わります。 
例えば内分泌系が乱れると、副腎を刺激して血糖が上昇します。糖尿病の人であれば、病気を悪化させることにつながるのです。

また女性の場合、生理不順や、場合によっては生理が止まってしまうこともあり、とても健康とは言えない状態に陥ってしまいます。更に内分泌系のホルモンが正常に働かなければ、知的活動に至っても正常に働かなくなるのです。 

また心身症は、内分泌系と深く関わっています。心身症とともに、糖尿病や肥満症を伴っていることがよくあるようです。精神的なストレスや社会的な要因で心のバランスを崩すことで、内分泌が乱れて血糖も上昇してしまいます。そして精神不安定に陥り、悪循環となります。

断食によって内分泌系を健康に保つことは、身体の各器官のバランスを保ち、精神も安定させることになるのです。


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