プチ断食のやり方
プチ断食とは、期間の短い断食の事を示します。期間の長い断食に比べて体に無理がなく、忙しくて断食ができないという方でも取り組める方法です。
プチ断食のやり方は色々ありますが、一番手軽なのは、朝食だけを抜く方法でしょう。朝食を抜いて、昼はおかゆやそばなどを食べます。夜は普通の食事で大丈夫ですが、暴飲暴食をしてしまわないように注意が必要です。 朝食を抜くのが辛いという人は、野菜ジュースなどを飲むと良いでしょう。朝に水分をとる事も必要です。常温の水を一杯飲むと、老廃物が出やすくなります。
その他にもプチ断食には、週末断食という方法があります。これは週末だけを利用して無理なく実践する方法で、平日は仕事をしているサラリーマンなどに向いています。 具体的な手順は、以下の通りとなっています。
①断食前日(金曜日) 少し食事の量を減らします。
②断食当日(土曜日) 食事を抜きます。 但し常温の水を少しずつ飲むか、生姜紅茶を飲んで水分を摂取しましょう。食事代わりに、野菜ジュースを飲んでも大丈夫です。
③断食最終日(日曜日) 食事を回復していきます。 しかし、いきなりの食事は胃に負担がかかります。まずは、お粥などから慣らしていきましょう。昼食も、消化の良いものを少し増やして食べていきます。通常の食事の、半分くらいがちょうど良いでしょう。 夜は普通食で大丈夫ですが、消化の良いものを選びましょう。次の日からは、普通に食べて問題ありません。
長期断食(本断食)のやり方
長期断食(本断食)を行う場合には、できれば専門知識のある人から指導を受けるか、施設など行う方が好ましいでしょう。慣れてくれば自分でやる人もいますが、危険が伴う事があるからです。
断食期間が長くなる人は、2日間くらいかけて食事の量を減らしていきます。最後には、食事が重湯だけになります。体内の塩分が高い人などや、病気持ちで急に食事の量を減らせない人は、4日くらいかけて減らします。
断食中にはもちろん食事はとりませんが、水分を多く摂ります。1日に1.5L~2L程度は必要でしょう。野菜ジュースを飲んでも良いとされる場合もありますが、できれば水か白湯、カフェインの入っていないお茶類だけで過ごすようにします。柿の葉茶などはビタミンが豊富に入っているので、体がリフレッシュします。
断食中、食事以外は普通の生活をしていて問題ありません。但し、思考能力や体力が落ちるので、急激な運動は控える必要があります。
お風呂に入るのも体力を使うので、無理をしないようにしましょう。温冷浴を勧める人もいますが、これはお湯と水とに交互に入る入浴法です。自宅で行う場合は、お湯に1分つかり、水のシャワーを1分浴びます。
断食が終わったら、4~5日かけて回復食を実践します。最初は重湯に梅干しなどから始め、最終的には佃煮や温野菜、味噌汁へと変化していくようにします。それが終わると、普通食に戻ります。
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七号食とは、十日間、玄米ごはんだけで過ごすという食事法で管理人が最もオススメできるソフト断食法。その健康効果はかなり大きいです。こちらに結わえる式七号食実践者のレポートが掲載されています。一度ご覧になってみて下さい。