断食中の水との関わり方

 

水分をよくとる


断食と水との関わり方は、色々な見解があります。水分を取らない方が完全な断食だと言う人もいますが、ほとんどの専門家によって、断食中は水分を必ず摂取する必要があるとされているのです。 

水分を取る事で胃腸の働きを促し、さらに排泄力が高まります。また水のミネラルのみを体に入れる事で、体のバランスを取ると言う意味もあるのです。もちろん、脱水症状を抑えるためにも水分は重要です。 

断食は、食事をとらないことで胃腸を休めるという事が目的となります。では、水分を取ることで胃腸が休まらなくなるのではと、疑問を持つ人もいらっしゃるでしょう。結論から言えば、過剰摂取を行わなければ胃に負担がかかる心配はありません。逆に水分を取らないと、脱水症状をはじめ危険な状態になる可能性があります。 

水分が含まれているものは、水だけではありません。中には、炭酸水を飲むという人もいます。炭酸水はミネラルが水よりも豊富に入っており、満腹感も得られます。 
また生姜紅茶は体を温めてくれる他、胃腸の働きをよくしてくれる効果があるので、断食ではよく飲まれています。 
さらに柿の葉茶は、ビタミンが他の飲み物に比べてかなり豊富に含まれています。そのため疲れを軽減したり、肌にツヤが出てきたりします。 

注意する事は、水分の過剰摂取や一気に摂取してはいけないということです。1日1.5~2リットル程度の摂取が必要ですが、1回の食事時間に500mlを目安に飲むと良いでしょう。

水分とらない(ドライ断食)

 

断食を実践する人の中には、水分を一切摂取しない方法を推奨している人もいます。但し水分を摂取しないことは、危険も伴います。その場合には、専門家の元で断食をするようにした方が良いでしょう。 

水分を摂取しない断食は、多くの場合長期断食となります。断食の最初の1週間は水分を多少とりますが、次の1週間からは水分も一切絶ちます。「ドライ断食」と呼ばれており、体内の毒素をすべて出し切ると言う目的があります。細胞の活性化が、水分を取る断食より高いのです。 
断食は解毒作用があり、悪いものが外に出るように細胞が活性化してきます。水分を取る事で、その解毒作用が弱まるという考え方です。 

しかし、いつも塩分をいっぱい含んだ食事を摂取していた場合には、水分を飲んで、塩分を外に出してからドライ断食に入ります。塩分が抜けるまでの期間は、3日程度が目安となります。 

水分を取らない断食の場合には、不快な症状がでる場合があります。具体的には、頭痛やめまいなどです。その症状は汚いものが体の外に出ているためと言われていますが、心配になる人もいるでしょうし、実際に危険な状態になる人もいます。そういった症状が出たら、必ず担当する医師に相談してください。

 


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