合宿・宿泊形式の断食

断食道場の口コミ体験談

 

断食道場で人間本来のやすらぎを得た


私は「断食道場」というものを初めて聞いたとき、かなりの抵抗を感じたのを覚えています。それと同時に、肉体的には厳しそうだけれど明らかに精神的な修行になると感じ、惹かれている自分に気づきました。 
それまではダイエットもなかなか成功せず、何のメリハリもない生活を送っていました。そういう現状もあって、思い切って断食道場のコースに参加してみたのです。 

参加者は比較的年齢が上の方が多く、わざわざ長期休暇をとってきているOLの方や、主婦の方、または男性の中年サラリーマンの方などがいらっしゃいました。 
断食の内容は、朝昼晩をジュースやハーブティなどだけで過ごし、軽いウォーキングや自然鑑賞、またヨガのようなストレッチ体操などを含んだ、初心者でも充分こなせるメニューでした。 

一番健康的だなと感動したのは、朝7:00に起きて夜21:00に寝るという、健康的過ぎる生活サイクルを取り戻せたことです。一人ではなかなか改善できなかった生活習慣も、この断食道場では簡単に改善できました。テレビもお菓子もない環境に身を置くことはとても大事に感じました。 

また断食の間、最初は空腹感に対して不安を持っていましたが、続けていくうちに楽になっていくのを感じました。都会で満腹生活を送っているよりも、空腹で過ごすほうがはるかに人間らしいなと肌で感じることができました。 

最終日、自宅に帰ったときには頭も心も体も全部すっきりし、汚いものを取り除けたという感覚がありました。「ああ、これが本来の人間の姿なのかもしれない」となんとなく感じ、心が安らいだのを覚えています。


悪いサイクルから抜け出せ、新しい仲間との出会いで人生が変わった

 

毎日、毎日、上司の嫌味を聞いては我慢を繰り返し、夜はストレス発散のために食いに走る。それが、私の悪い生活サイクルでした。それを3年も繰り返せば、体はどんどん膨れることは目に見えており、実際、~6キロは太ってしまっていました。 
それでも菓子パンやスナックなどのストレス食いは、なかなか自分ひとりではやめられません。次第に、本気で自暴自棄に陥っていました。 

そんなとき、友人の体験談を聞いたのをきっかけに参加したのが断食道場でした。私が参加したものは、いわゆるうつ病やひきこもり、ニートといった、精神的な障壁を持った人たちが多い道場でした。 

私自身も、人のことをいえないくらい精神的に参っていました。そのため、かえって他の参加者と仲間意識が芽生え、最後には携帯電話の番号交換するほどに仲が良くなりました。 

断食は暴飲暴食が得意な私にとって、最初はやはり苦痛でした。しかし仲間といっしょに取り組めたことや、悪いサイクルから確実に抜け出せている実感から、1週間を無事に達成することができました。 

断食道場は単に断食目的だけでなく、仲間づくりとしての意味も大いにあると思います。人生の中で、短期間でこれほど自分を変えられた1週間は今までなかったと感じます。

 


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